【城東区SARUGAKU祭】平成29年11月19日【蒲生公園】
城東区SARUGAKU祭。
街中のいろんなとこに貼られてる、ごちゃごちゃっとした、決して都会のイベントでは見られないような地元感満載のポスター。
どんなイベントなんやろ?と気になりつつ調べてみるまでいかなかったのですが、もうほんとそこら中でポスターが目に入るようになり気になってきたので、調べてみます!
【城東区SARUGAKU祭って】
城東区の歴史、「榎並猿楽座」にちなんだイベント名で”城東区の文化祭”、という位置づけとのこと。
今年は11月19日に蒲生公園で開催とのこと。
画像引用:大阪市城東区:「第5回城東区SARUGAKU祭」が開催されました! (みんなでまちづくり>ゆめ~まち~未来会議)
ん・・・猿楽座・・・??
【榎並猿楽座】
南北朝から室町時代にかけて活躍した 猿楽の一派で, 城東区あたりに“座”を構え, 住吉大社の特権を与えられたことにより 一時は大きな影響力を持った。 しかし 室町時代にこの地が応仁の乱の影響を受けたため次第に衰退したと言われる。
【猿楽】平安~鎌倉時代に流行した ややコミカルな雑芸で, 軽業・物真似・曲芸などが含まれていた。 鎌倉時代後期には 猿楽を母体として これに演劇の要素が加わって 能・狂言として発展していった。
多様な文化が混ざり合うことで出来上がっていった文化、ということで現在のイベントも音楽、踊り、能など多様なジャンルが混ざり合うことへの整合性となっているわけですね。
よくぞこの文化があったことを引き継がれて、このタイミングでイベントとしてですが復活させてくださったもんです。
地元の歴史を知る、という点でも非常に価値があるイベントだなーと思いました。
「猿楽」については「SARUGAKU」で検索したら東京代官山でも「猿楽祭」が開催されてたりして興味が出てきたので改めて詳細を調べてみようと思います。
【イベントへの印象】
色々なところで「参加者募集」のチラシをみかけるもんの、一体なんのイベントかわかんない。
たしか昨年も同じようにいろんなとこでチラシ見ては「なんなんやろ・・・」と思って、いまいち琴線に触れることもなかったんで、そのまま当日イベントに足を運ぼうという気にもならないままおわった。
今年もこれだけ様々なスペースでチラシをみかけているもんでさすがに気になってきてどんなイベントか調べてみようと思った次第。
【城東区SARUGAKU祭、詳しく見てみる】
ネットでたたいてみたら早速ホームページが出てきた。
が・・・議事録とか中心で、イベントの主旨とかがわかんない。
個人的には関係者登録制とかじゃなくて、ここまで議事録とか見せるのすごいなーと思いまして、これからイベント運営をする若者とかは参考にしたらいいと思う。
こちらのホームページに関しては関係者用のつもりだとしても、イベント名で検索したら「公式」って感じであがってくるのでせめてTOP画面に今年のポスター画像を配置したほうがいいと思うんやけどなー。今年どこでどんなことがあるのかを知りたいし、演者もイベント概要がわからないと検討しにくいと思う。
正直昨年チラシを見たりしていたときの印象では「地元で様々な活動をしている人たちの表現の場」としてはすごく良いのかな、と思いつつ「子どもの出演をみにくる親たち」その逆で「親が踊るのを見に来る」家族や友人たちだらけで、そういった歓声が飛び交う出演者に知り合いがいないと楽しみにくいイベントなのかな、と思ってた。
【昨年のイベントの雰囲気がわかるまとめがあった!】
城東区のホームページに昨年のレビューがありました。
写真がいっぱいで雰囲気伝わってきます。
画像引用:大阪市城東区:「第5回城東区SARUGAKU祭」が開催されました! (みんなでまちづくり>ゆめ~まち~未来会議)
アロハダンスから和太鼓から音楽から・・・ジャンルの壁を越えて地元で頑張る人たちが勢ぞろい。楽しそうやなーこれ。
見るだけじゃない!食べれる!遊べる!やないかー。
大阪市城東区:「第5回城東区SARUGAKU祭」が開催されました! (みんなでまちづくり>ゆめ~まち~未来会議)
これで親子で楽しめますね!!
え・・・それだけじゃないんですか・・・!!??
大阪市城東区:「第5回城東区SARUGAKU祭」が開催されました! (みんなでまちづくり>ゆめ~まち~未来会議)
盲導犬、手話、点字。他にも車いすなど、色々な体験が出来て、普段できないような体験が色々と出来ます。
これはほんと視野が広がってすごく良い取り組みですね。
画像を見る感じだと、これも地元で取り組まれてる方や当事者の方と直接接する機会をいただけそう。
正直普段街中で、「あれ・・・困ってはるかな・・・でもどうしたらええんやろ・・・」ってためらう事、多いです。
そんなときに役立つ体験がここでたくさん出来そう。
しかしまぁ、これらの画像全て城東区さんの実績報告のホームページから引用させてもらったんですが、地味にこのページ、感動しました。
行政の報告書でこれだけ写真しっかりしてて、ブログのように文章が書かれてて。
堅苦しい言葉が並んでつまらない資料を目にすることが多いので、城東区ええやんかー、て思った。
ちゅうか2013年からやってたんか!!
なんか昨年から駅とかでチラシを見かけるようになったと思ってたけどどうにも勘違いのようです。
【城東じゃーなるさんも取り上げてた!】
城東じゃーなるさんでも記事にされてました!さすが!!情報のキャッチが幅広いですね。
きっと基本的なベースは近隣のひとが近隣の人と楽しむ、なんだろうと城東区のホームページを見ても思った。
でもすべてのイベントが「外部から人を集めて地元にお金を落としてもらう」っていうことが目的じゃないはずだ。そういったイベントはGAMO4FESが担っているのかな、とも感じた。
城東区はいまのところ観光客で溢れるような町ではないだろうし、待機児童が問題になるくらい人口には困っていない。今すぐ巷でそこら中から聞こえる「地域活性化」「地域創生」と同じ感覚で捉える必要なんてない。
このイベントはこういうノリで地元の人たちが楽しめるイベントできっといいのだ。
個人的には昨年の能楽士さんの表現と、リピート山中さんなるミュージシャンの「ええじゃないか♪城東区」は興味あります。
画像引用大阪市城東区:「第5回城東区SARUGAKU祭」が開催されました! (みんなでまちづくり>ゆめ~まち~未来会議)
めっちゃ本格的、笑。
子供が口ずさめる、同様的なものじゃない!本気や!笑。
こんなノリ好きやなー。踊りのチームがあるから踊りが合う感じに仕上げたのかしら。
それ以外の出演者さんたちも「へー、地元にこういう活動をされてる人がおるんかー」と知ることができる良い機会だなーと思った。
もしかしたらその出会いから、自らそこに飛び込んで人生が少し楽しくなるかもしれない。
店もいっぱい出るし、いろんな体験もさせてもらえそうやし、家族で楽しめるイベントのようですね。
今年は11月19日の日曜日。
なんか「得体のしれんイベント」と思って、ネガティブな姿勢で調べはじめてしまった部分は自覚がありますが、調べてたらなんか楽しみになってきました。
ぜひ当日はお客さん側ですが参加してみたいなーなどと考えております。
表現する側で参加したいぜ!て方は7月31日が締切となっておりますよ!
ぜひご検討を!